日本のゲームの英訳版や海外のゲームのセリフなどで英単語を覚えたり、英語を勉強しよう!という企画。豆知識的なことも書いていきます。
第5回はDELTARUNE。前回の続きで、DELTARUNEの『予言』(The Prophecy)の後半を解説します。
ネタバレはできる限りないようにしていますが、UndertaleとDeltaruneチャプター1をクリアしていることを前提として書いています。
前編はこちら
ゲームで覚える英単語!:第4回 DELTARUNE(予言・前編)
DELTARUNE
3人の勇者
「そうして すべてが終焉を 迎えたかに見えたとき」
「希望の光をたたえし 3人の 勇者が 地の果てより現れる」
Edge 【名】端、へり
分詞構文ですね。「そうして すべてが終焉を 迎えたかに見えたとき」というのは、前述の文の内容を”Only then”で受けているのを詳しく訳したのですね。
“WORLDS”のような複数形にアポストロフィをつけるときは、単語の最後に打って、sはつけません。
ニンゲン。モンスター。闇の国の王子
「ニンゲン。 モンスター。 闇の国の王子」
「彼らだけが 闇の泉を 封じることができる」
「『天使の楽園』を 破壊できる」
Fountain【名】泉、噴水
Banish【動】追放する
Heaven【名】楽園、天国
3つ以上のものを列挙するときは、
のように、カンマで区切って、最後だけandをつけます。
天使の楽園とは一体何なのでしょうか。今後のチャプターに期待です。
再び調和がもたらされ
「彼らの働きにより 再び 調和が もたらされ」
「世界は 破滅の危機より 救われるだろう」
(1)Balance will be restored only then.
↓only thenを文頭に持っていく
(2)Only then balance will be restored.
↓助動詞のwillを主語の前に倒置
(3)Only then will balance be restored.
完成!
という感じです。
この否定語の強調による倒置は、TOEICにもたまに出ます。
力の源泉
「闇の泉」は―
この地を形づくる力の源泉。
現在は 王国の中心にあり 天高く 闇を噴き上げている。
Geyser【名】間欠泉
長いですが、この3つで1文です。
Today, the FOUNTAIN OF DARKNESS ―The geyser that gives this land form―Stands tall at the center of the kingdom.
the FOUNTAIN OF DARKNESSが主語で、Standsが動詞です。
その間に入ってるやつはなにかというと、the FOUNTAIN OF DARKNESSを詳しく説明するために挿入された句です。
このように説明や言い換えのために句を挿入する場合、―(ダッシュ)2つでその節を挟みます。
()に置き換えて考えてしまうと良いでしょう。
直訳すると、『現在、闇の泉(この地を形づくる力の源泉)は、王国の中心に高くそびえ立っている。』といった感じです。
かっこを外して自然な感じにすると、
『闇の泉はこの地を形づくる力の源泉で、現在は王国の中心に高くそびえ立っている。』
になります。
別の泉が出現
しかし 最近になって もうひとつ 別の泉が出現―
これにより 光と闇の均衡は しだいに崩れはじめている…
Horizon【名】地平線
Shift【動】変わる、移る
どうでもいいですが、英語版では地平線上に出現したと書いています。日本語版では書いていません。
まとめ
文法の説明が多いヘビーな記事になってしまいました。
こういう記事を書くと、自分の勉強にもなって良いですね。