ゲームで英語!DELTARUNE(予言・前編)

ゲームで英語
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日本のゲームの英訳版や海外のゲームのセリフなどで英単語を覚えよう!という企画。豆知識的なことも書いていきます。

第4回はDELTARUNE。今回はDELTARUNEの『予言』(The Prophecy)の前半を解説します。ネタバレはできる限りないようにしていますが、UndertaleとDeltaruneチャプター1をクリアしていることを前提として書いています。

長いので2回に分けて記事を書きました。

後編はこちら

ゲームで覚える英単語!:第5回 DELTARUNE(予言・後編)

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DELTARUNE

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Delta【名】三角形のもの

Rune【名】ルーン(神秘的か魔術的に、重要な意味をもつ、文字やシンボル)

タイトルはもちろん、あのルーンのことを指しています。

昔むかし

(昔むかし ひそかに語りづがれる 言い伝えがあった。)

Among【前置詞】~の間で

Whisper【動】ささやく

 

Once upon a timeUndertaleでも出てきましたね。「むかしむかし」という意味です。

a legend was whisperd among shadows”は受け身の過去形ですね。「伝説がささやかれていた」ということです。among shadowsというのは、ダークナーの間で語り継がれていたことを指しています。

夢と希望

(それは 夢の伝説。)(それは 希望の伝説。)

(それは 光の伝説。)(それは 闇の伝説。)

とくに言うことはありませんが、なぜか原語版と日本語版で、1枚目の夢と希望の位置が逆になっています。

2月16日 追記

UndertaleのBGM『Hopes and Dreams』の邦題が『夢と希望』なので逆になっているようです。

その伝説の名は

(その伝説の名は 「DELTA RUNE」)

さっきまでは過去形が使われていましたが、ここでは現在形のisが使われています。

伝説が語り継がれていたのは過去の話ですが、「その伝説の名前は『DELTA RUNE』だ」というのは現在の状態だからですね。

ところで、ここでBGMが一旦無音になる演出、良いですよね。

光と闇

For millenia, LIGHT and DARK have lived in balance,

Bringing peace to the world.

(「幾千年もの長きにわたり」―

「光と闇は 調和を保ち 世界は 平和に包まれてきた。」)

スクリーンショットの撮影に失敗したのでそのうち載せます

Millennia【名】millenniumの複数形、数千年、幾千年

In balance【副】釣り合いがとれて、調和して

 

英語版のmilleniamillenniaのミススペルです。nは2つが正しいです。ネイティブでも間違えることはあります。

“For millennia, LIGHT and DARK have lived in balance, Bringing peace to the world”で一文です。

まず、“For millennia, LIGHT and DARK have lived in balance”を見ていきましょう。

現在完了形が使われていますね。ここでは、過去のあるときから現在まである状態が続いている、という継続の意味で使われています。

つまり「幾千年もの間、光と闇(ライトナーとダークナー)がバランスを保って過ごしてきた」ということです。

そして、続く“Bringing peace to the world”は分詞構文です。さきほどの文の前半部に「世界に平和をもたらしながら」という情報が加わりました。

合わせると「幾千年もの間、世界に平和をもたらしながら、光と闇は調和を保ってきた。」になります。日本語訳と同じような意味になりましたね。

In balanceは「調和して」という意味ですが、(hang) In the balanceになると「不安定な」、「宙ぶらりんの」という意味になります。天秤(=the balance)に吊られたような不安定な状態を指しているんですね。

恐ろしい災厄

「しかし この調和が 乱されれば」―

「恐ろしい災厄が 見舞うだろう」

Harmony【名】調和、ハーモニー
Shatter【動】打ち砕く、粉々にする
Calamity【名】災難、災厄
Occur【動】起こる、発生する
But if this hermony were to shatter, a terrible calamity would occur.

この文では、未来についての仮定を表す、仮定法未来が使われています。

 

if S were to ~は、「もしこういうことが起こったら……」と言いたいときに使います。Sが単数名詞でも、be動詞はwereになります。

どれくらい起こる可能性があるかは、文脈から判断します。全くありそうもないことから、実現の可能性があるようなことまで使えます。

この文では、「(起こるわけないけど)もし起こるようなことがあれば……」という感じが適切でしょう。

したがって、直訳は

『もしこの調和が打ち砕かれるようなことがあるとすれば、恐ろしい災厄が起こるだろう。』

といった感じになります。

仮定法未来にはIf S should ~の形もあり、こちらは「(実現の可能性は低いが)万が一こういうことが起きたら……」と言いたいときに使います。TOEICでもそこそこ見る形で、ifを省いたShould S ~という形も見かけます。詳しく知りたい方はお手持ちの文法書で確認してください。

ついでに、occurは「起こる」という意味の頻出動詞です。知らなかった人は今ここで覚えましょう。

天は恐怖の闇色に染まり

「天は 恐怖の闇色に染まり」―

「地は 恐れおののき ひび割れる」

Crack【動】ひびが入る、割れる

 

terrorfearはどちらも「恐怖」を表す言葉ですが、fearは一般的な恐怖を、terrorはとても強い恐怖のことを指します。

Oxford Learner’s Dictionariesによると、terror

1  [uncountable,singular] a feeling of extreme fear

terror noun – Definition, pictures, pronunciation and usage notes | Oxford Advanced Learner’s Dictionary at OxfordLearnersDictionaries.com

と説明されています。

参考リンク

fear と terror はどう違いますか? | HiNative

母なる大地の鼓動

「母なる大地の鼓動は高まり」―

「ついには 息絶えるだろう」

Pound【動】激しく鼓動する、(心臓が)激しく高鳴る

Draw breath 息をする

Draw one’s final breath 息を引き取る、死ぬ

 

herというのは、大地・地球のことを指しています。日本語版ではこれを拾って、「母なる大地」と訳していますね。

Then, her heart pounding, the EARTH will draw her final breath.
そして、この文は分詞構文のなかでも、コンマの前後で意味上の主語が異なる独立分詞構文というやつです。
こんな文法用語を使うと難しそうに聞こえますが、大したことはないです。
Then, afterher heart pounds, the EARTH will draw her final breath.

という文の分詞構文版です。

お分かりだと思いますが、after~の節は時を表す副詞節なので、こう書く場合は現在形になります。
時と条件を表す副詞節は現在形だ、と先生にしつこく言われたのを思い出します。

まとめ

1記事でまとめようと思いましたが、思ったより長かったので2記事に分割することにしました。

続きはこちら

ゲームで覚える英単語!:第5回 DELTARUNE(予言・後編)

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