スプラトゥーンやスマブラでラグのない安定した対戦環境を得るためには、スイッチを有線でネットに接続する必要があります。
有線化のためには「USB有線LANアダプター」と「LANケーブル」が必要ですが、たくさんの種類があるので、どれを買えば良いのか分かりづらいです。
この記事では、みなさんができるだけ無駄なお金をかけずに有線環境を手に入れるために
- 有線化の方法の簡単な説明
- どんなものを買うべきかの解説
- おすすめの商品の紹介
をしています。
買うものは「USB有線LANアダプター」と「LANケーブル」の2つ!
スイッチ有線化に必要なものは次の2つです。
- USB有線LANアダプター
- LANケーブル
これらは電器屋のパソコン系の売り場に置いてあります。
左:USB有線LANアダプター 右:LANケーブル
有線化の方法
LANアダプターとLANケーブルがあれば有線化できますが、どう使えば良いのか分からない人もいると思います。
簡単に書くと、有線化の手順は次の3ステップです。
- スイッチドックのUSB端子にUSB有線LANアダプターを繋ぐ
- USB有線LANアダプターとルーターをLANケーブルで繋ぐ
- 本体設定で有線接続を選択する
詳しい方法はこちらの記事で解説しています。わからない人は読んでみてください。やり方さえわかれば、難しいことは何もありません。

ルーターの端子(LANポート)が足りない場合
ルーターの端子(LANポート)が全て埋まっている場合は、「スイッチングハブ」という機器を使うとLANポートを増設できます。電源タップのLANポート版だと思ってください。
スイッチングハブのおすすめも最後に紹介します。
どんな物を買えば良い?
電器屋にはたくさんのUSB有線LANアダプターやLANケーブルが売っていて、どれを買えばいいのかわかりづらいです。
ここからはそれぞれどんなものを買うべきか考えたあと、おすすめの商品を紹介します。
USB有線LANアダプター編
まずは、どんなUSB有線LANアダプターを買えば良いのか説明します。といっても何も難しいことはありません。
「USB3.0対応」と書いてあるものを買いましょう。1000円台の安いもので十分です。
ゲーム売り場に任天堂のライセンス品もありますが、定価3218円もするのにUSB3.0に対応していません。やめておきましょう。
おすすめ有線LANアダプター
好きなメーカーのものを買ってください。どれもメーカーがSwitch動作確認済みです。
有線LANアダプタに限らず、電器系の製品全般に言えることですが、Amazonにはよくわからない中国の個人メーカーが作っていそうな商品がたくさん出品されています。
安いわけでもなく、製品や保証を信頼できるかわからないので、やめておきましょう。(そういった商品の評価が良いのはサクラで、見てみると不自然な日本語のレビューが存在することがあります)
LANケーブル編
LANアダプターの次は、どんなLANケーブルを買えば良いのか説明します。
電器屋には大量のLANケーブルが並べられていて、長さが同じでも値段がかなり違うことがあります。一体どれを買えば良いのでしょうか。
LANケーブルごとに何が違う?
まず、LANケーブルごとに何が違うのか知りましょう。
大まかに言えば違いは以下の3つです。
- カテゴリー(cat)=規格
- 長さ
- 形・素材など
この3つが必要十分なものを選べばOKです。
結局どんなものを買えば良い?
カテゴリー
カテゴリー(規格)が一番値段に関わってくる部分なので、まずはここから決めましょう。
このカテゴリーはCAT6(カテゴリー6)かCAT6a(カテゴリー6a)と書いてあるものを買ってください。
CAT6とCAT6aの違いはないと思って構いません。
「CAT7やCAT8のほうが強そうだから良いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、一般家庭で使っても何の意味もありません。ただ高いだけです。値段が2倍以上します。
長さ
長さも重要です。短いものを買うと届かなくて泣きます。事前にルーターとSwitchの距離を測って、余裕を持った長さのものを買うと良いです。
ギリギリの長さだとスイッチの置き場所を変えづらいですし、足を引っ掛けてスイッチやルーターが落下する事故が起きやすいです。
形・素材など
ケーブルの形や素材はカテゴリーや長さほど重要ではありませんが、取り回しの良さや耐久性に関わります。
うにだよのオススメはフラットタイプのケーブル(きしめんのような薄いケーブル)です。取り回しが良く、かさばらないので便利です。カーペットの下に通しても邪魔になりませんし、ドアの隙間にも通しやすいです。
おすすめLANケーブル
買う前に長さを確認すること!どれも大体0.5m~10mくらいのものが選べます。
CAT6aのフラットケーブルです。ツメが折れにくい素材になっています。こだわりがなければこれで大丈夫です。
CAT6のやわらかいケーブルです。普通の白や黒だけでなく、オレンジやグリーン、ブルーのケーブルもあります。部屋の雰囲気に合わせたい人におすすめです。
CAT6aの20mのフラットケーブルです。ルーターとスイッチが別の部屋にある場合、フラットタイプのほうがドアの隙間を通しやすいのでおすすめです。
cat6の巻取り式ケーブルです。スイッチを持ち運んだ先でも有線接続したい人には良いかもしれません。
配線グッズ
ルーターからスイッチまで距離が遠い場合は、このような製品でケーブルを壁に固定すると安全です。
(ルーターの差込口が足りない場合)スイッチングハブ編
スイッチングハブは、ルーターのLANポート(差込口)を増設するために使う機器です。LANポートが足りているなら必要ありません。
ルーターとスイッチングハブを繋ぐために、別途LANケーブルが必要になります。
また、電源がないと動かないので、コンセントも必要です。
おすすめスイッチングハブ
1Gbpsの通信速度に対応していて、熱を逃しやすい金属製です。作りがしっかりしているようなので、無難な選択だと思います。
1Gbpsの通信速度に対応していて、熱を逃しやすい金属製です。電源内蔵なのでACアダプターがかさばりません。
1Gbpsの通信速度に対応しています。プラスチック製です。
100Mbpsの通信速度に対応しています。プラスチック製です。1Gbpsに対応していない分安いです。
まとめ
やり方と買うものさえわかれば難しくないので、皆さんもぜひ有線接続にして快適な通信環境を手に入れてください。
購入する2つのものについては、以下のことを頭に入れておけばOKです。
USB有線LANアダプタ
- USB3.0に対応しているものを選ぶ
- 1000円台の安いもので十分
- ライセンス品は全くオススメできない
LANケーブル
- cat6かcat6aのケーブルが安くて必要十分
- cat7・cat8は高いだけで無意味
- フラットなきしめんケーブルがおすすめ
- 事前にスイッチからルーターまでの長さを測って、余裕を持った長さを買うこと
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