野良のナワバリバトルはつまらないという人が多いです。何をすれば勝てるかわかりづらいからだと思います。
この記事では、これだけは知っておいてほしいナワバリバトルの基本を解説していきます。
筆者のうにだよはナワバリバトルがそんなに得意なわけではないですが、最高フェスパワーは2447(イカタコフェス)です。普段は2000~2300くらいです。
基本編
残り1分までに自陣をキレイに塗り終える
まず絶対抑えておくべきなのは、遅くとも残り1分までには自陣は塗りきってしまうのが良いということです。
「ナワバリバトルはラスト30秒が重要」というのはよく言われていますね。試合終盤の人数差が勝利に直結します。
そのラスト30秒に自陣を塗って中央にいないようではダメなのです。
同じように、残り1分で自陣を塗っていると、大事なラスト30秒の時点で既に人数不利という状況になりやすくなります。
「時間をかけないで適当に塗ってしまえばいいのではないか?」と思うかもしれません。しかし、自陣塗りが雑だと、最後に前線を中央より前にあげないと勝てなくなります。
つまり、試合の前半で丁寧に自陣塗りをすることで、ラストが楽になるということです。
うにだよはフェスパワー1700~2500くらいの試合を見てきましたが、パワーが高いほど自陣がキレイに塗られている傾向があります。
初心者同士の試合では自陣塗りが雑なことが多いので、きれいに自陣を塗るだけで勝てることも多いです。
デスしたら自陣を塗りながら中央に向かう
これが一番大事です。
よほど塗れないブキの場合を除き、デスしたらマップを見て、自陣の塗られていない部分を塗りながら復帰しましょう。スーパージャンプは封印してください。
塗れないブキと書くとチャージャーも入りそうですが、むしろ自陣塗りは得意なほうです。ノンチャージ連打のカニ歩きや半チャージを使いこなしましょう。
意思疎通のできない野良で、状況のわからない前線に飛ぶのはリスキーです。ナワバリは1デスの重みが大きいので、狩られたら最悪です。飛んだところで状況が良くなるとも限りません。
一方、自陣塗りを進めるのは確実にプラスになりますし、スペシャルを貯めて使えば前線の状況も良くなります。
試合後半で自陣塗りが終わっている場合は飛んでも良いですが、絶対に狩られないときだけにしてください。試合後半のデスは負けに直結します。
無理せず、自分も味方もやられないよう動く
「ナワバリはやられないのが大事」ということがよく言われています。
ナワバリバトルはガチマッチと比べて試合時間が短く、1デスの重みが大きいからです。
さらに、エリアを塗ったりホコ持ちを倒したりしないとカウントが止まらないガチマッチとは違い、ナワバリバトルは生き残って塗ったり牽制したりするだけでも、相手の侵攻を遅らせることができます。
相手を倒そうと無理をしてやられるよりは、生き残って塗りながら前線を維持したほうが良いです。
助けられるはずの味方を見殺しにするのも、自分がやられるのと同じようなものです。自分だけでなく、味方もやられないようにサポートできるとより良いです。
ただしもちろん、敵陣に突っ込んでいった絶対に助からない味方を助けようとして、自分もやられてしまうのは良くないです。時には味方を見捨てることも必要です。
暇なら敵陣にボムやスプリンクラーを投げよう
暇なら敵陣にボムやスプリンクラーを投げましょう。これは簡単にできますが、相手からするとかなり嫌な行為です。
塗りかえすためには時間がかかりますし、塗りかえさなければそのまま塗りポイントで不利になります。行くのに時間がかかりそうな場所に投げると、相手の手間も大きくなってより良いです。
例えば、キューバンボムの塗りポイントはおよそ30ポイントです。うまく敵陣に投げられれば60ポイントのアドバンテージを得られます。これはステージによりますが、塗替えされなければ2~4%分の有利になります。
ラスト30秒までスペシャルを温存しよう
ラスト30秒はとても重要ですから、スペシャルはそこで使うと最も効果的です。
残り1分くらいの時点で有利なら、ラスト30秒までスペシャルを温存できると相手の逆転を防ぎやすくなります。
ただし、ハイパープレッサーは発動中ほとんど塗れないので、キルを取ったり足止めできないと逆に不利になります。使わずにメインで塗っていたほうが良いこともあります。ラスト30秒より早くても、キルを取れそうなら使ってしまっても良いでしょう。
まとめ
5つのポイントをおさらいします。
- 残り1分までに自陣をキレイに塗り終える
- デスしたら自陣を塗りながら中央に向かう
- 無理せず、自分も味方もやられないよう動く
- 暇なら敵陣にボムやスプリンクラーを投げよう
- ラスト30秒までスペシャルを温存しよう
すぐにできるようになるものもあれば、練習が必要なものもあります。
しかし、どれも難しいことを考えなくてもできるシンプルなことばかりです。頭に入れておくだけでもだいぶ変わってきます。