大学の工学部で1留しながらも、在学中にTOEIC930点を取得したうにだよのTOEIC攻略法です。
机に向かって勉強は面倒なので、必要なときだけやりましょう。ほとんどの場合、適当に読みながら勉強するだけでも十分です。
机に向かって書いて勉強が基本?
わざわざTOEICを勉強しようとする皆さんは、おそらく留年したうにだよと違って真面目だと思います。
中高生のときと同じように、机に向かって参考書を開き、ノートやマークシートに問題の答えを書いている方が多いのではないでしょうか。
この方法には良い点もありますが、悪い点もあります。
机に向かう方法の良い点
どこを間違えたか、あとで確認できる
自分の答えが残るので、どこを間違えたかを後で確認できます。これは復習に役立てることができます。
本番に慣れることができる
TOEIC本番では、もちろん椅子に座って受験することになります。本番に近い条件で解くことで、問題に慣れることができます。
机に向かう方法の悪い点
手間・時間・やる気が必要で続けづらい
机に向かい参考書や問題集を開いて、紙とペンを用意するのは、「勉強するぞ!」というやる気が必要です。
正直言って面倒だと思います。そして、面倒なことは続けづらいのです。
「せっかくやる気出して始めたのに、もうやめるのはもったいないなあ」という感じで、短時間の勉強もやりづらいです。
そして丸付けが必要な分、時間もかかります。
時と場所を選ぶ
外で空き時間ができたとき、大学・会社・カフェなどで座れるならば、この勉強法を使えます。しかし、電車やバスの中のように、机がない場合は使えません。
少しだけ暇だけど、わざわざ紙とペンを出すほどの時間はないなんてこともあるでしょう。
紙とペンを使う勉強しかできないと、こういうシチュエーションに対応できません。
書かなくても勉強になる「読むだけ勉強法」
勉強は必ずしも書いて行う必要はありません。
ペンを使わずに参考書を読むだけ・読みながら解くだけのほうが、効率が良いことも多々あります。
書かないと覚えられない、勉強にならないと思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。この方法のメリットを活かすことで、効率よく学習ができます。
読むだけ勉強法の良い点
気軽に始められて、すぐやめられるので、続けやすい
参考書を開くだけで良いので、すぐ始められます。座っている必要もないので、横になってリラックスしながらでもできます。
そして、始めるのにやる気が必要ないので、「2,3ページだけやって、続きはまたあとでやろう」といった感じで、少しずつ進めやすいです。
このように、気軽に勉強をできると、英語やTOEICへの抵抗感が減り、続けやすいです。
進める速度が速く、繰り返し学習しやすい
答えを書いたり丸付けをする手間がない分、速く進めることができます。
参考書は一度やっただけで終わらせず、頭に入るまで何度も繰り返し勉強することが大事です。素早く終わらせることで、反復学習がしやすくなります。
比較的どこでもできる
参考書を読むことができる環境であれば、どこでも勉強ができます。
参考書だけ取り出せば良いので、ちょっとした空き時間でも勉強しやすいです。
読むだけ勉強法の悪い点
あとでどこを間違えたか確認できない
これは仕方ありません。この勉強法は、解いたあとすぐ答えを確認する場合や、単語帳のように丸付けをする必要がないときに適しています。
不向きな問題集もある
でる1000問や900点特急のような、問題と答えが近くにある本は「読むだけ勉強法」を使いやすいです。
しかし、問題集の中には、問題ページがしばらく続いたあと、まとめて答えが書いてある構成のものもあります。
この場合、答えを紙に書いておかないと、自分の答えを1セット終わるまで全て覚えておくか、少し解くたびに問題ページと解答ページを往復しないといけません。
これはかえって面倒です。そういう本は、落ち着いて座ってできるときにやりましょう。
具体的なやり方
意識すること
「読むだけ勉強法」のメリットを活かすために、以下の2点を意識しましょう。
- スピード重視で繰り返し学習
- 空き時間を有効活用して、少しでも進める
向いている本と使い方
解くのに集中力が必要な、長い問題はあまり適していません。
区切りが短いタイプのものをやると良いでしょう。
- 単語帳
- Part5問題集
がとくに適しています。切り上げやすいので、すきま時間にやるのにも向いています。
リスニングをやっても良いです。
Part5問題集
1問や1ページのようなキリの良いところまで解いたら、答えと解説を読んで、次に進みましょう。
この勉強法に限った話ではありませんが、わからない問題をじっくり考えて解くべきではありません。すぐに答えや解説を読んで次の問題に移りましょう。本番で悩んでいる時間はないからです。

単語帳
初めてやる単語帳であれば、赤シートを使わずに「とにかく・Anyway、とにかく・Anyway、~に続いて・Following、~に続いて・Following……」のように頭の中で唱える感じで、1単語10秒以下で進めてください。
時間をかけずに1周を終わらせて、とにかく周回数を重ねるようにしましょう。
何度か繰り返してそこそこ覚えてきたと思ったら、赤シートを使って答えを隠して確認しながらやってみましょう。
リスニング
Part1,2は外でも答えを書かずに解きやすいと思います。Part3,4は座って集中してやったほうが良いかもしれません。
一度解いた問題の音声を聴きながら、スクリプト(文章)を読むのも良いです。発音やリンキング(単語と単語が繋がって発音されるやつ)の理解に役立ちます。
単語帳やリーディング問題集の音声がダウンロードできることもあるので、それを聴くのも良いでしょう。
いつ机に向かって勉強すべきか
机に向かって書く勉強をすべき場合もあります。
それは以下の場合です。
- 模試を解くとき
- 何ができていないか確認するとき
模試を解くとき
本番に慣れたり、実力を確認したりするために、模試を解くことがあると思います。このときは机に向かう必要がありますね。
何ができていないか確認するとき
どの問題ができないか確認したいこともあると思います。この場合は、答えをノートやマークシートに書いておいて、後で丸付けをしましょう。
まとめ
必ずしも座って勉強する必要はありません。上手に勉強法を使い分けて、効率よく学習しましょう。