TOEIC930点の留年大学生、うにだよが書くTOEIC990点攻略です。

これでみんなもTOEIC満点!

なにいってんだ
はじめに……の前に
お前990点取ってないだろ
私うにだよの最高スコアは930(L455,R475)です。なぜ、LかR片方495点すら取ってすらいないのに、うにだよはこんな記事を書こうと思ったのでしょうか。
それは、自分が990点満点を取るためにやることを、言語化したいと思ったからです。
しかし、部分的にはみなさんが990点満点を取るのに役立つ記事を書ける実力があるとも思っています。

自分でいうなよ

うるせえ冷やし中華の具にするぞ
どういうことでしょうか。
それは、うにだよの直近2回のTOEICのPart別のミス数にあります。(うにだよのTOEIC履歴)Readingは完全にはミス数を特定することができないので、解いた感触からの推測も入ります。
パート | 7月 | 12月 |
Part1,2 | -4 | -6 |
Part3,4 | -5 | -3 |
Part5 | 0 | -1 |
Part6 | -2 | -2 |
Part7 | -3 | -1 |
あとで説明しますが、TOEICは全部正解しなくても満点が出ます。
Part5,Part7はかなりいい線行っていると思います。Part3,4も悪くはないでしょう。Part1,2とPart6がダメですね。
ということで、一部のPartに関しては満点を狙える人のレベルにあると言ってよいでしょう。(本当か?)
はじめに知っておくべきこと
具体的な方法論の前に、知っておくべきことを書きます。
全問正解しなくても満点になる
ご存知の方も多いとは思いますが、TOEICは全問正解しなくても満点が出ます。
なぜこうなっているのかというと、全体と比べてどれだけの正解数か、という偏差値方式でスコアが決まっているからです。
つまり、問題が難しい回は結構間違えても満点が出る、ということです。最近のTOEICは、Listeningは2~5ミス、Readingは0~2ミスで、495点満点が出るようです。
Listeningは結構いっぱい間違えても良いのに対し、Readingはほとんどミスが許されないということがわかります。
鬼門はリーディング
Listeningは英語をある程度聴き取れる人なら安定して満点が出ます。
理由は2つあります。
- さっき言ったように、Listeningは許容ミス数が多い
- そもそもTOEICのListeningは難しくない
実際、英検1級取得者のTOEIC Listeningスコアの最頻値は495点満点です。
TOEIC®プログラム DATA & ANALYSIS 2013 -2013年度 受験者数と平均スコア)
英検?中学生が受けるやつでしょ?と思う人もいるかもしれません。しかし、実は英検1級はTOEICと比べ物にならないほど難しいのです。
去年、TOEICのReadingが475点(4ミス)のうにだよは、調子に乗って英検1級語彙問題の本を買いました。2割くらいしか載っている単語がわかりませんでした。無事に研究室のインテリアになりました。
さて、そんなむちゃくちゃ難しい英検1級取得者のReadingスコアの最頻値ですが、なんと450点です。9割程度しか取れていないのです。いかにReadingで満点を取ることが難しいか、お分かりになったと思います。
全部聞いて全部読め
残念ながら、Listeningの最初だけ聞き取れれば解けるとか、Readingは一部だけ読めば解けるとかそういうテクニックは通用しません。
これでスコアが上がるのは、せいぜい700点程度まででしょう。
ということで、全部聞いて全部読んでください。満点狙いならできるようになってください。
1回5,725円のTOEICガチャ
満点狙いじゃない場合にも当てはまりますが、調子が良くてサクサク問題を解けたり、知ってる問題ばかり出ることがあります。さらに、リスニング音声を聞き取りやすい席や会場に当たることもあります。
もちろんその逆もあります。
何が言いたいかというと、TOEICには運も絡むということですね。ということで、たくさんTOEICガチャを引いて、当たりが出るまで粘りましょう。
TOEICは1回5,725円で、1年に10回開催されます。(2月と8月以外)全参加する10連ガチャは57,250円です。がんばってください。
とりあえず買うもの
総合
TOEIC L&R テスト 990点攻略
これは本当におすすめできる本です。860点や900点が目標の人も買って良いです。
後ほどPartごとの対策で書きますが、全てにおいて役に立ちます。
単語
金のフレーズ
常識ですね。全部覚えましょう。
究極の英単語SVL〈Vol.2〉 中級の3000語
頻出順に12段階、各1000語で構成された単語帳です。
Vol.2はレベル4~6の3000語が載っています。金フレに載っていない単語に抜けがないように、これも全部覚えましょう。
心配な人はVol.1も確認しておきましょう。2019年2月9日現在、Kindle UnlimitedでSVLのVol.1~Vol.3を読めるので、適当に1ヶ月か2ヶ月だけ登録するのも良いと思います。(Vol.4は対象外)
ハリポタのUK版も今のところ読み放題対象なので、スマホで読みたい人にはおすすめできます。
(もし登録する方がいらっしゃったら、一応事前にこれらの本が対象かどうか確認してくださいね)
Vol.3以降でTOEICに出る単語はほぼ金フレに載っているので、すごく時間がかかる割に、ほとんどTOEICの役には立ちません。
ちなみに、英検1級の語彙問題には、レベル11~12以上の単語が出ます。
模試
公式模試
公式模試は高いですが、持っておいたほうが良いです。
精選模試シリーズ
問題の質が良いシリーズです。
うにだよはリスニングしか持っていませんが、リーディングも非常に評判が良いので買って損はしません。まだ買っていないのですが、最近新作の2が出ましたね。
パート別対策
Listening
Part1はノーミスで突破しましょう。会場ガチャで当たりを引くのも大事ですが、実力がある人なら環境に関わらず毎回満点を取れると思います。
Part1
目標:ノーミス
990点攻略に必要なことは書いてあります。
あとは模試でパターンの引き出しを増やして、感覚を掴めば良いでしょう。
Part2
目標:1~2ミス
俺が知りたい。
素直に返答しない系問題のパターンを、問題演習で知りましょう。
あまり手を広げすぎずに、何度も繰り返し解いて、確実にできる問題を増やしていくのが大事な気がします。
Part3,4
目標:1~3ミス
多少聞き逃してもなんとかなることが多いので、Part2よりはこぼしづらいと思います。
990点攻略で先読みについて勉強してください。
あんまり聴き取れなくてもキーワードさえ待ち受ければ解ける!みたいなうまい話ではないです。
これから流れる会話の、どこを理解する必要があるか、あらかじめ分かっておくことが大事なのです。日本語の会話と同じですね。
990点攻略では先読みは3回が目標と書かれています。そこまでしなくても満点は取れそうですが、リーディング能力も求められるのは確かです。
Reading
うにだよはだいたい10分くらいしか時間が余りませんが、15分~20分残せると余裕を持って見直しができると思います。
20分残すためには、Part5,6を15分、Part7を40分で終わらせるのが目安でしょうか。
うにだよはPart5,6で22分くらい、Part7で42分くらいかかります。Part6で時間を食っているのが課題です。
はやく解こうとしすぎて精度が下がってしまっては本末転倒なので、見直しはいいから丁寧に解きたいという人はそうしたほうが良いです。
Part5,6
目標:0~1ミス
ここが満点取得の最後の関門になりやすいようです。
まずは、でる1000問をやりましょう。満点狙いの人は、簡単な品詞問題の基礎編と応用編の200問はやらなくて良いと思います。
終わったら900点特急を2冊やってください。最後に990点攻略のPart5,6をやれば完璧です。
当然ですが、模試で間違えた問題は正解できるようにしておきましょう。
もし解いていて分からない文法事項が出てきたら、問題と答えを丸暗記せずにちゃんと理解しましょう。
Part7
目標:0~1ミス
Part5をやり込むと、文の構造を楽に理解できるようになり、長文を読む速度が上がります。一石二鳥ですね。
単語に関しては、金フレとSVL2をやっておけば分からないものは出てこないでしょう。
一番大事なことは、選択肢と問題文をどういう順番で読むか、自分の解きやすい方法を確立することです。あなたの短期記憶力と相談してください。
普通の人間は、990点攻略のHUMMER式(問題文1→文章→選択肢1→問題文2→文章→……)が一番やりやすいと思います。
まとめ
うにだよ自身ができていないことも書いています。今後のうにだよにご期待下さい。
990点攻略は本当に良い本なのでオススメです。
最後は、この本の著者であるHAMMER先生のお言葉で締めたいと思います。
「自分の夢」を叶えられるのは、自分だけだ。
『TOEIC L&R テスト 990点攻略』より