2019年6月11日にアプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』のチャレンジライブイベント『ノーブル・ローズ -花々を連れて-』で追加された『六兆年と一夜物語』難易度SPECIALのクリア・フルコン攻略です。
この譜面は、第2回ガルパ杯決勝の課題曲として初披露されたものです。3日後に始まったイベントで早速全員が遊べるようになりました。
六兆年はEXPERTもかなりの難易度でしたが、SPECIALはそれ以上の難易度に仕上がっています。
この記事では、譜面のおおまかな特徴を説明したあと、9つの難所(同じ配置があるので実質8つ)を画像入りで解説していきます。
「はじめに」の前に
クリアしているかどうかもわからない人の解説は信用できないと思うので、一応うにだよが判定強化なしでフルコンした結果の画像を載せておきます。
精度は微妙ですが、初日でフルコンできました。EXはがんばればAPできなくもなさそうですが、こっちは無理そうです。
はじめに:『六兆年』SPはどんな譜面か?
詳細な攻略に移る前に、まずは譜面の全体像を把握しましょう。
『六兆年と一夜物語』SPECIAL
難易度:29
BPM:186
既存のEXPERT譜面も同じ難易度29です。しかし、譜面の特徴は全く異なるものになっています。
違いは以下のとおりです。
EXPERT:ラスト以外は分かっていれば簡単(27強~28弱程度)
SPECIAL:ラスト以外も難しい(28中~強以上)
EXPERT(以下EX)は、ラストだけが難しいいわゆる『ラス殺し』譜面でした。最後以外は配置に癖がありますが、取り方を知っていれば簡単です。
一方SPECIAL(以下SP)は、ラストの難易度がEX以上になったうえに、ラスト以外も難しい、全体難譜面になっています。
最も大きな違いに、SPではラス殺しの後半に「16分タップ2連+タップ2連+フリック」の5連縦連地帯があります。これがクリア・フルコンともに鬼門となっています。ラス殺しの前半はほぼ似たような配置です。
『六兆年』SPの難所攻略!
難所1「16分短ロング」
EXのラストにも出てくる配置ですね。これは難所というほどではありませんが、SPでは何度も出てきます。取り方を知っておきましょう。
取り方は「普通の16分タップ左右交互の乱打と同じようにタップする」だけです。これで全てPERFECTで取れます。簡単ですね。
難所2「8分軸押し」
「誰も知らないおとぎばなし」の部分です。
片手で同じ場所を8分間隔でタップする配置で、いわゆる『軸押し』です。軸押しはタイミングがズレやすく厄介です。
軸押しに共通する攻略法は「横に見て全て同時押しとして認識する」ことです。
同時に来たものを同時にタップすることで、タイミングがズレずらくなります。「縦に見て、軸押しとして認識する」とズレます。
難所3「スライド+フリック・タップ8分複合」
「悲しいことは何も無いけど」の部分です。
まず、入りの右手が16分縦連になっていることに気をつけましょう。
入りの縦連以外は全て8分間隔なので、操作はそれほど忙しくありません。焦らず落ち着いて取るのがコツです。
難所4「スライド終点+16分3連(タップタップスライド始点)」
「でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ」の部分です。
この地帯は
と理解してはいけません。
それさえ分かっていれば、ボーカルに合わせて取るだけなので簡単です。
操作が遅れると崩れて意味がわからなくなるので、「タップと同時にスライドを離す」ことを意識しましょう。
難所5「16分折り返しスライド」
難所4の直後に来ます。
クリア狙いではそれほど意識する必要はありませんが、フルコン狙いではこの部分がかなり切れやすいです。
2個目のスライドを取るのが少し遅れるとミスになるので、早めに取ることを意識してください。
終点がフリックになっていますが、流れでそのまま指を動かせば取れます。
難所6「スライド終点+16分3連(タップタップスライド始点)」(2回目)
「夕焼けの中に吸い込まれて消えてった」の部分です。
難所4と同じなので省略します。
難所7「8分タップ・フリック同時押し(ティンティン地帯)」
EXでおなじみの終盤の難所です。フリックの音から勝手に「ティンティン地帯」と名付けました。
EXとほとんど同じですが、若干リズムアイコンの位置が異なり、間のスライドがロング連打になっています。うにだよはSPのほうが簡単だと思いました。
8分の「フリック→タップ→フリック→タップ」と同時に、もう片方の手でタップを叩く配置です。
まず、画像の矢印の部分のように、1回目の入りだけ左手が16分2連になっていることに注意しましょう。
この地帯の攻略に移りますが、ここはフリックを取るほうの手がかなり忙しくなります。
そこで、うまく叩くコツは3つあります。
- 気持ち早めに入る
- どちらの手にフリックが来るか覚えて備える
- フリックする位置は適当で良いので、タイミングとフリック操作に集中
気持ち早めに入る
操作が追いつかなくなりやすいので、気持ち早めに入ると余裕ができます。
「早く入ること自体」に集中しすぎると他の部分に集中できなくなるので、なんとなく早めに入るくらいに思っておけば良いです。
どちらの手にフリックが来るか覚えて備える
どちらの手にいつフリックが来るか覚えて備えましょう。
右左右の順でフリックが2回ずつ来ます。
「左!左!(ティン!)(ティン!)」
「右!右!(ティン!)(ティン!)」
フリックする位置は適当で良いので、タイミングとフリック操作に集中
この曲に挑戦するレベルの人なら知っていると思いますが、バンドリはフリックやタップ操作をする位置がリズムアイコンから多少横にズレていたとしても拾えます。
フリックが来る方の手で「確実に8分間隔でフリック→タップ→フリック→タップ」することだけに集中してください。
フリックが来ない方の手はタップだけなので、意識しなくても取れるはずです。
難所8「8分タップ・両手フリック」
さきほどの難所7の直後に来ます。
難しくはありませんが、気を抜くとミスします。油断しないようにしましょう。
難所9「16分タップ2連+タップ2連+フリック」
最後の難所です。
これが16分ロング5連を挟んで4回・3回来ます。
フリックを含めた16分の5連続になっていて、記号で表すと
●●●●◆○○○/●●●●◆○○○/●●●●◆○○○/●●●●◆○○○/……
こんな感じです。意外と間が空いていますね。
1回目だけ直前の16分乱打から連続していることに気をつけましょう。難所7の入りとは違い、片手で16分を連続で取る配置ではありません。
さて、この縦連のコツは
- 早入りする
- 軽くタッチする
ことです。
早入りする
難所7と同様に、早く入るのが有効です。
精度を気にしないなら、かなり早めに入ってしまっても構いません。
軽くタッチする
縦連は力を入れて画面を叩かずに、軽くトトンと叩くのがコツです。
力まないように注意しましょう。
しかし力まないことを意識しても、縦連はすぐにできるようになるものではありません。練習して少しずつできるようになるものです。
補足:左右交互で取れなくもない
実は配置的には自然に左右交互で取ることができます。しかし、この程度なら片手で取ったほうが楽だと思います。
まとめ
最後の縦連ができるかどうかで、その人にとっての難易度が変わってくる印象です。それ以外の部分も難しいですが、個人差が出るような配置はありません。
しかし、個人差を抜きにして考えたとしても、クリアはバンドリ最強の譜面と言って良いでしょう。
フルコンはRe:BirthdayやRinging Bloomのほうが難しく感じる人もいると思います。うにだよはそう思いました。
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